ご自分の性格、価値観、能力、経験を把握することが重要です

事前チェック項目

チェック1 面接先企業の情報は事前に調べましょう
ホームページ等で面接先企業の情報をあらかじめ調べておきましょう。
特に売上・利益・事業内容等は、必ず把握しておきましょう。また、転職希望先の企業の業界動向などもあわせてチェックしておきましょう。
チェック2 面接場所を必ず調べておきましょう
交通機関や所要時間などをあらかじめ確認しておきます。行ったことのない場所は、特に念入りに確認しておきましょう。○○から○○分となっていても、知らない場所だと交通事情により時間がかかってしまう場合があります。常識として、約束時間の10分前には到着しているようにしましょう。
チェック3 履歴書、職務経歴書など、提出書類については内容を確認しておきましょう
以前の経歴において「会社はどんな事業を営んでいたか」、その中で「私はどのような業務を行っていたか」、そして「どのような功績を残せたか」をまとめておきます。さらに「いままでの経歴をどう活かすか」など、PRすべきポイントを表現できているかどうかを確認しましょう。
チェック4 服装や所持品をチェック
服装は落ち着いた色、柄のスーツが無難です。しわや汚れがないかも確認しておきましょう。
ハンカチ、ティッシュ、財布は必携です。必ず揃えておきましょう。女性は化粧道具も忘れずに。できれば面接前にトイレで髪を梳いたり、化粧直しをできると良いでしょう。
バッグは遊び用のものではなく、ビジネス用のものを用意しましょう。派手すぎる色や装飾のものは避けます。
女性は伝染してしまった場合も考えて、ストッキングは予備に持参します。
チェック5 質問内容を想定して練習しておきましょう
面接では、短時間で自分の特徴やPRポイントを面接官に伝える必要があります。そのためにも、どんなことを聞かれるかを予測して、準備しておくとよいでしょう。
必ず聞かれるのは「志望動機」「転職理由」「前職の仕事内容」。特に「志望動機」は、自分の能力や適性を説明し、希望する仕事に対して適格な人材である点を強調しましょう。「転職理由」は、ネガティブではなくポジティブな理由を用意しておき、以前の勤務先の悪口はできるだけ避けます。「前職の仕事内容」は、専門的な業務内容を突っ込まれて聞かれることを前提に考えておいてください。前職での成果を上げた方は、具体的な数字を入れて話せるようにしておきましょう。

当日の流れと注意点

チェック1 受付
「本日、採用面接に参りました、○○○○と申します。」と受付にお伝えし、案内される指示に従います。待つ間は、静かに過ごしましょう。
チェック2 入室
ノックを3回して、「どうぞ」という声があってから、「失礼します」と言って、ドアを開けて入室します。
入室したら、ドアは後手で閉めるのではなく、ドアに向き合って静かに閉めるようにしましょう。
案内された椅子の横まで進み、「○○○○と申します。よろしくお願いします」と一礼します。面接官から「どうぞ」と言われてから着席します。
提出書類があればこの時、提出します。
チェック3 面接中
・質問されたことには、的確に答えましょう。時間を無視して長々と話したり、一言だけですませるのではなく、焦点を絞って相手にわかりやすく伝えるような努力をこころがけましょう。
・沈黙は厳禁。すぐに答えが出てこない時には、「はい、前職の内容ですが……」など、話しながら間をつないで考えるようにしましょう。
・質問の意味がわからない時や、聞き取れないときには、「申し訳ございませんが、もう一度お願いします」と聞き返します。
・面接先の会社についての疑問点は、「何か質問はありませんか?」と言われた段階で、質問します。
チェック4 退室
立ち上がって、椅子の横に出てから、「本日はお忙しい中、お時間を割いていただきありがとうございました。よろしくお願いします」と一礼します。ドアを開けたら向き直って、「失礼します」と一礼してから、ドアを開けて退室します。